なぜ「幅を取る」ことが重要なのか?

こんにちは!

早くこの世からコロナウィルスとタバコと酒がなくなることを願っている今日この頃です!

 

幅を取ることの重要性

はい。


今回は「幅を取ること」について。


試合中によく「広がれ!」という指導者の声を聞くことがあるかと思いますが、ではなぜ広がって幅を取らなければならないのか?


理由を2つ挙げてご説明いたします。
(3-3-1のフォーメーションで記載しております。)

 

理由① 時間とスペースを作る

幅を取る1つ目の理由は、「時間とスペースを作る」ためです。
どういうことか、具体的に説明しますね。


下の画像をご覧ください。

CMFがボールを持っており、RSBとRMFが上がっている状況です。


青チームのCMFがボールを持っている時に、RSBとRMFが幅を取らずに近い距離でパスを受けようとすると、相手との距離が近く、ボールを受けてから自由にできる時間とスペースが少なくなってしまいます。


一方、次の図では相手との距離を取り幅を取ったポジショニングとなっています。

幅を取って相手との距離を取っていると、ボールを受けてから自由にできる時間とスペースが生まれ、次のプレーへの判断する時間や選択肢を増やすことが出来ます。


僕のチーム(3年生)の子たちは、4月頃は幅を取ったポジショニングが出来ていませんでした。まだまだボールしか見れず、自分のポジショニングを気にする意識がありませんでした。でも試合の経験を重ねるごとに、幅を取ることで楽にボールをもらえることが理解できてきたのか、徐々に良いポジショニングが取れるようになってきました。


子どもに指導する際に注意していただきたいのが、ただ単に「広がれ!」と言うのではなく、まずはハーフタイムや試合後に戦術ボードなどで「どこのスペースでもらった方が楽にプレーできる?」と質問してみてください。戦術ボードを見ながらだと、子どもたちも幅を取ってボールを受けた方が楽にプレーできると理解できます。


ただ、いざ試合になると幅を取るメリットよりもボールに集中してしまうため、狭いスペースでボールを受けてしまうことが多々あります。その際にも「広がれって言っただろ!」と怒るのではなく、「どこでボールを受ければいいんだっけ?」と問いかけてあげてください。話し合った内容を思い出して自発的に動いてくれます。


もちろん1回や2回言っただけでできるはずもないので、できるようになるまで根気よく待つことも重要です。

 

理由② 相手を動かしてスペースを作る

幅を取る2つ目の理由は、「相手を動かしてスペースを作る」ためです。


下の画像をご覧ください。

CMFがボールを持っていて、LSBとLMFが上がっている状況です。


LMFが幅を取ると相手RSBがマークにつきます(ちょっと極端な図ですが)。すると、相手CBとRSBの間にスペースができ、CFが自由に使えるスペースが大きくなります。


もし下の図のように幅を取らないポジショニングだとどうでしょうか?


相手も味方も密集して、時間もスペースも自由に使えなくなってしまいます。
もちろん、密集した中でダイレクトプレーや連携ができるチームなら良いのでしょうが、プロでも簡単にはできないですよね。


自分が幅を取ることにより、味方のプレーするスペースを空ける動きというものも意識できると良いですよね。

 

最後に

子どもは積み重ねによって成長していきます。そしてそこには「なぜこうする方が良いのか」という理由があると、様々なプレーに応用できます。


ただ単に「広がれ!」という指示を出していると、どんな状況であっても広がらなければならないと勘違いしてしまいます。


「今は密集しているから1回広がってもらってスペースを作ろう」と、子どもが自発的にプレーできるように、子どもたちに指導できるようになりたいなと思います。

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です